ご挨拶

会長 住川雅晴

公益財団法人  国際科学振興財団
会  長    住川  雅晴

当財団は、国家プロジェクトとして推進されて来ました「筑波研究学園都市」の建設がほぼ完成した1977年、当時の土光敏夫・経団連会長を初代会長として誕生した研究開発法人であります。また当財団は2011年8月1日を以て、内閣府より公益財団法人に認定され新たなスタートを切りました。

設立当時、まだ馴染の薄かった「産学官連携研究」の推進を財団事業の主目的に掲げ、爾来我が国に本研究方式を定着させ、以て科学研究の発展と振興に寄与して参りました。

近年、科学研究振興の為に「産学官連携研究」の推進が欠かせない施策であるとの認識が、各界に広く共有され、大学や公的研究機関と民間企業との連携強化の重要性が益々高まって来ております。

当財団は創設以来「産学官連携研究」に関し長年に亘る実績とノウハウを蓄えて来ており、公益財団法人としての使命に照らし、我が国の科学研究振興に此れ迄にもまして引き続き取り組んでおります。

一方で、研究開発課題やその手法は日進月歩であり、当財団が新時代に於ける産業界やアカデミア、更に広く一般社会の多様なニーズや要請に的確に応えて行くために此れ迄蓄積されたノウハウや手法の上に、新たな研究手法や諸課題等に鋭意取り組んで参りたいと考えております。

当財団に対します皆様の深いご理解ご協力と一層のご支援を切にお願い申し上げる次第です。

スペース